BINDの設定

qwikではSMTPServerおよびWebServerを使いますので、それぞれのサーバで名前解決を行なえる必要があります。

注意1: DNSサーバも間違った設定を行なうと他の組織や人に迷惑をかける場合があり、悪質な場合は民事訴訟の被告になる可能性もあります、注意深く設定を行なってください。

注意2: DNSサーバも頻繁にアタックの対象になるものですので、日々のセキュリティアップデート及び、セキュリティを考慮した設定に心がけてください。

一台のサーバに一つのIPアドレスで全てをやらせる。

小規模ではよくある、メールサーバも、Webサーバも、DNSサーバも同一のマシンにインストールし同一のIPアドレスで運用する場合の設定を上げてみます。

今回の条件は以下の通りです。

構成
WebServer、SMTPServer、DNSServerを1台のマシンで提供
ドメイン名
example.jp
IP
192.168.111.1
FQDN(完全修飾アドレス)
qwik.example.jp

named.confの設定

named.conf の抜粋 (Debianの場合だと /etc/bind/named.conf)

zone "example.jp" {
        type master;
        file "/etc/bind/example.zone";
};

ここでは、1行目でDNSサーバが example.jp の情報を提供しますよ!と宣言しています。2行目でDNSサーバのタイプを master であると宣言し、3行目提供する情報が詳しく書かれた設定ファイルの場所を指定しています。

2行目のところのDNSサーバのタイプってなんだ?って思われたかもしれませんので補足しておきます。 DNSサーバは標準的に複数のサーバを設置することが求められていて、オリジナルの情報を持つものを master(マスター)、オリジナルの情報のコピーを持つものを slave(スレーブ)と呼びます。ここではオリジナルの情報を持つのサーバを設定しているので、 master と宣言しているのです。

zoneファイル

  • /etc/bind/example.zone
$TTL 86400
@       IN      SOA     qwik.example.jp. root.qwik.example.jp. (
                        1 ; Rerial
                        3600 ; Refresh
                        900 ; Retry
                        3600000 ; Expiry
                        86400 ) ; Minimum
;
        IN      NS      qwik.example.jp.
        IN      A       192.168.111.1
        IN      MX      10 qwik.example.jp.
;  
localhost       IN      A       127.0.0.1
qwik            IN      A       192.168.111.1

詳細な説明は省きますが、11行目でMXレコード(Mail Exchangerの略)でqwik.example.jpがメールサーバで あることを宣言しています。 10行目で example.jp のDNSサーバ qwik.example.jp の IPアドレスが 192.168.111.1 であることを宣言しています。 14行目のAレコード(Addressの略)でqwik.example.jp の IPアドレスが 192.168.111.1 であることを宣言しています。

以上でDNSサーバのqwik向けの設定は完了です。DNSサーバを再起動するなどして設定情報を反映しましょう。

きちんとした設定やより詳細な情報については専門書などを参照することをお勧めします。

Last modified: 2006-07-31 Attached files total: 1MB