yomoyomoのWikiばなし(2006.06)
第11回:Wiki的オープンソース情報共有サイトSWiK
昨年夏にSourceLabsが始めた,オープンソースプロジェクトの情報共有サイトSWiK(http://swik.net/)が,特に今年に入りトラフィックを伸ばしています.この種のコミュニティサイトは既にいくつもありますが,SWiKはサイトの外観が今風なだけでなく,タグ付けに対応しておりFreshmeatといった既存サービスと比べ検索性に優れています.そして何より,誰でも情報を追加,編集できるWiki的機能が,他の同種のサイトと差別化しています.しかもSWiKでは入力項目が固定化されており,参加の敷居が低いのも利点と言えます.
しかし残念なことに,日本人が主要な開発者であるオープンソースソフトウェアに関して言うと,SWiKに登録されている数は少なく,Wikiエンジンに限ってもその状況に何ら変わりはありません.日本発のWikiエンジンの海外への輸出(http://wikibana.socoda.net/wiki.cgi?Wiki%be%ae%cf%c3%2fVol%2e6)を考えた場合,これは由々しき事態と言えます.海外における普及を目指すWikiエンジンの開発者,コミュニティメンバーには,最低限の英語ページを揃えるとともに,SWiKにページを作られることをお勧めします.
SWiKは"The Open Source Wiki"を自称していますが,筆者はこのサイトをWikiと呼ぶことに少しためらいを感じます.その一番の理由は,上で利点として挙げた入力項目の固定化にあるのですが,その功罪については本連載の最終回となる次回で触れたいと思います.
Last modified: 2006-04-09
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